パソコン知識ゼロの方向け!パソコンの選び方!
こんにちは。カワセミ舎です。
今回は、独断と偏見でパソコンの選び方を書いていこうと思います。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。
よろしくお願いします。
〇まず、パソコンを構成しているパーツを知ろう!
まず、パソコンを買いにあたって判断基準となる大きな物として
スペック(性能)があります。
販売されているパソコンのほとんどにはスペック表(性能表)というもの
があって、その表をみて、そのパソコンの性能を判断する感じになります。
その表を読むにはある程度パソコンパーツの知識というものが要ります。
そんなに難しいものではないので簡単に説明していきますね。
①CPU
パソコンを動かすために必ず必要なパーツの一つです。
この部品で色々と計算をしてソフト(アプリケーション)を
動かしたりします。
有名な物としてはIntel社のCoreIシリーズとAMD社のRyzenシリーズなどがあります。
例えばインテル社だと
高性能
CoreI7
中性能
CoreI5
ちょっと低性能
CoreI3
低性能
Cereron
って感じです。
②メモリー
この部品はCPUが作業をこなしている間にほかのデータなどを一時的に保存する場所になっています。
4GBほどが一般的ですが、8GBや16GB、大きければ大きいほど動作が早いといわれています。
③HDD/SSD
データを保存する物です。HDDは箱(ケース)の中に、CDやDVDのような円盤が多数入っていて、それを
回転させてデータを保存、読み込みします。読み込むときに、回転させながら、データを探すので動作は遅く、
落とした時に内部が破損したりすることがあります。
SSDは簡単に言えばUSBメモリーやSDカートの超大容量版です。回転させないのでモーター駆動の電力もいらず、
比較的高速に読み書きができます。
ですが、HDDに比べ、値段が高くなったり、10年ほど使うと劣化してきて、書き込み出来るデータの量が少なくなったり
とそういった不都合もあります。
●番外編
このほかに、パソコンを構成するパーツとして、電源やマザーボードといった部品がありますが、これは自作パソコンを作る時
なんかに必要な知識で、性能とはあまり関係がないので端折ります。気になる方は調べてみてください。
●構成パーツのまとめ
この三つの部品を例えば宿題をするときの子供に例えると
CPU=問題を解く人
メモリ=計算用紙や鉛筆などを置く机(作業スペース)
HDD/SSD=参考書や教科書、資料などを入れておく本棚
です。
頭が良くても作業スペースが狭ければ効率が悪くなりますし、多少勉強が苦手でも机や資料がいっぱいあれば問題もこなしやすいですよね。
この三つのパーツはどれが劣ってもいけないのです。
〇実際にスペック表を見てみましょう!!
パソコンの構成部品がなんとなくわかってきたら、次は実際にスペック表を見てみましょう。
下記は私が考えた架空パソコンブランドのパソコンです。
◇性能
CPU:CoreI5 6200U 2.30Ghz
メモリー:DDR3 8GB(空きスロット0 4GB×4GB)
ビデオメモリー:メインメモリーと共用
グラフィック:インテル HDグラフィックス
HDD:500GB
光学ドライブ:あり
Wifi:あり
さあ、まずは一つ一つ読み解いていきましょう。
●CPU CoreI5 6200U 2.30Ghz
CPUの階級は先ほど紹介したI5ですから、一般的な物ですね。
I5の下についている6200Uというのは、CPUの詳しい型番のことです。
このCPUだと「インテル CoreI5シリーズ第六世代の6200U」ということがわかります。
また、そのさらに後についている「2.30Ghz」というのはクロック周波数というものです。
これは、一秒間にどれだけ計算ができるかというのを表していて、基本的に数字が大きければ
大きいほど良いといわれています。
●メインメモリー DDR3 8GB・・・・
これはメモリーですね。8GB積んでいるということは結構高性能といえます。
DDR3というのは、メモリの世代で、今現在はDDR3とDDR4が主流です。
(空きスロット0 4GB×4GB)というのはパソコン内部の基盤に4GBのメモリーが
二枚刺さっていて、これ以上させないよ。ということを書いています。
ですから、メモリを増設、例えば16GBにするときは、DDR3の8GBのメモリーを2枚購入し、
分解して刺さなければなりません。メモリの換装は、パソコンのド素人の方には少しむつかしいかもしれませんから、
購入時に何GBと決めて購入したほうがいいと思います。また、最近では基板実装と言って、メモリ交換ができない物もあります。
●グラフィック
これは描画性能関係のことです。
パソコンにはグラフィックボードと言って、描画関係を処理するCPUのものがあります。
重いパソコンゲームをするならば、このグラフィックボードが大きく関係してきます。
youtubeを見たり、超簡単なゲーム(例えばアンドロイドのエミュレータを入れてスマホゲームを遊ぶ)なんて使い方なら
特に気にする必要はありません。
また、ビデオメモリーというのはこのグラフィックボードを動作させるために使うメモリーことです。
ノートパソコンだと、グラフィックの性能が必要になった時、1GB程度をメインメモリーから借りることが普通ですが、
ゲームに特化したゲーミングパソコンだと、グラフィックボードに別にメモリーが乗っていることが多いです。
●Wifi
これは簡単に言えば無線ラン(有線ではなく、無線でインターネットにつなげること)のことです。
これは必ずあったほうがいいです。
家に無線ランルータがあれば使えます。
また、WANと言って、たまに携帯の通信網を使って外でネットを使える機能がついている機種もあります。
必要に応じて、付けたらいいと思います。(別途ケータイ会社との契約が必要です。
●光学ドライブ
簡単に言うと、DVDやCDを読み込むものです。
必要に応じてつけてください。最近ではブルーレイが読めるものもあるそうですね。
〇では、実際にどの程度のパソコンを買えばいいの!?中古パソコンはどうなの!?
では実際にパソコンを選ぶとして、どういったパソコンを選べばいいのでしょうか?
また、中古パソコンはどうなのでしょうか?そういったことをこの章で解説していきたいと思います。
●中古パソコンは!?
私の経験上、中古パソコンでもいいと思います。
中古パソコンのいいところは「安い・多い」という点です。
5年以上前の機種ならば、安い機種が多いですし、選べる機種も様々です。
例えば、私が前に使っていたレッツノートのSX3という機種なら、大体3万円ほどで買えます。
あまり高い機種に手を出すのが怖い方にお勧めです。
ですが、商品説明より状態の悪いものや、HDDが劣化しているものもあるのが注意点です。
ですから、中古パソコンを買うなら少し割高でもSSDがお勧めです。
●新品パソコンは?
もちろん新品のパソコンでも構いません。
新品パソコンなら、購入時に自分の好きな性能にしてもらえるものもありますし、
メーカーさんで購入時に相談に乗ってくれるところもあります。
ただ、注意点としては、ジョー●ンやエディ●ン、ヤ●ダ電機などで買うのはお勧めできません。
ああいった量販店では、店舗代(店を経営するための資金)なんかが上乗せされていることも多々あります。
また、店員さんは仕事ですから、高い機種を無理やり進めてきて、半場騙されたようなことになることもあるようです。
ですから、インターネットでいろいろ調べて検討したほうがいいと思います。
実機を触ってみたいということで、電気店に見に行くのはいいと思います。
●じゃあ、実際どの程度の性能のパソコンを買えばいいのか?
個人的に、ものすごく重いゲームを動かすのではなく、簡単な作業(ネットやyoutube、メールやブログ程度、また簡単なソフト)
などであれば下記のスペック程度でいいと思います。
CPU:CoreI5 2000番台以上
メモリー:4GB以上
HDD/SSD:250GB以上
画面サイズ:自分の気に入ったサイズ
また、お勧めの機種としては、
パナソニック:レッツノートシリーズ CF-SX3 SX4 SZ5 SZ6辺り
ThinkPad:X220 X230 X240 X250 辺り
です。
●Macは?Windowsじゃないとダメ?
これはかなりむつかしい問題です。
Iphoneを使うかアンドロイドを使うかといったレベルで好みの問題ではありますが、
個人的にお勧めしているのはWindowsです。
私もmacを使ったことがあるのですが、設定がわかりにくく、不具合が起こった際もどこをいじればいいのか?
サポートセンターに電話してもたらい回し・・・・・とあまり良いイメージがありません。
windowsのほうが細かいところまで設定できますし、不具合などが起きてもインターネットで調べたら大抵の情報なら
出てきます。
ですから、個人的にはwindowsのほうが簡単に感じますね。
〇最後に!
皆様、ここまでの長文を読んでいただき本当にありがとうございました。
ほとんど私の独断と偏見で書きましたし、おかしな点も多々あるかもしれませんがご了承ください。
2018年、スマートフォンを持っている方が増え、パソコンを使ったことのない方も増えました。
でも、スマートフォンより性能のいいパソコンはもっともっといろいろなことができます。
これを見て、少し興味がわいてきた方はもっといろいろ調べてみてください。
きっと、わくわくするはずです!
それでは・・・・